ワキガは突然やってくる。その理由は？

それは特に珍しいことでわないぞ。

ワキガの嫌な匂いの原因は脇の下などにあるアポクリン腺から排出される汗（分泌物）だ。

その汗が皮膚の表面に存在する細菌によって分解される過程であの独特な臭いを発するのだ！！

あぁそうだったな。

ワキガの原因になる「アポクリン腺」の数は生まれた時から決まっており、何かの拍子に「アポクリン腺」の数が増えたり・減ったりするということはないのだ。

おそらく突然ワキガの臭いがするようになってしまったのは今までおとなしかった「アポクリン腺」の働きが急に活発になってしまったからだろう

「アポクリン腺」の活動が活発になる原因としては2つの理由が考えられるぞ。

１つ目は、身体の成長にともなうもので、「アポクリン腺」が活発に動き出すのは第二次性徴期ぐらいからといわれている。つまり、男性で11歳前後・女性で10歳前後ということだ。

ワキガは大人のものというイメージもあるが子供でも同じようにワキガの症状は起こるのだ。

女性の場合は性周期によって「アポクリン腺」の活動が活発になることがあるんだ。

この辺りは身体のホルモンバランスの変化が関係しているのだろうね。

普段はワキガの症状が出ていないのに突然ワキガの嫌な匂いがするようになるなんてこともあるだろうね。

２つ目としては、食生活の変化が関係している可能性がある。

食事の内容によっては、「アポクリン腺」の活動を活発にしてしまうもの。逆に抑えるものがあると言われておる。

肉や揚げ物などといった高カロリー・高タンパクな食材は「アポクリン腺」の活動を活発にするとされているんだ。

その反対に魚や野菜などといった低カロリーの食材は「アポクリン腺」の活動を抑えるとされているよ。

そうだね。

ただ、昔と違って日本人の食生活も欧米化してきていて高カロリーな食事も多くなってきている。

そういったこともあり日本人でもワキガの人が増えているのかもしれないね。